インターコンチネンタルホテル東京のこんな利用方法
Jの「改革」の必要性を内部が肯定しはじめたのは、同じ「国鉄系」と呼ばれ、業界を東で2分し、ともに発展させてきた「日本旅行」が、JR西日本に資本参画を受けはじめては老舗中の老舗だ。
「東のJ、西の日旅」と呼ばれる東西の横綱だった12世紀に入り、経営不振に陥った日本旅行は、JR西日本と″ともに歩む″道を選ぶ。
日本旅行は、01年に事業の1部でJR西日本と経営統合し、翌年にはJR西日本を引受先とする第3者割当増資を行って、事実上、JR西日本の傘下となった。一方、Jは、第1号の生え抜き社長が誕生して以降、着実に「官」的なものと距離を置き、本当の意味での″民営化″を目指してきたように見える。
″民営化″という言葉に抵抗を感じる人もいるだろうが、そこには旅行業をより広くとらえ、観光産業へ、交流文化産業へと発展させようという生え抜き社長たちの施策が見てとれる。
これらは、官の流れを汲む旧来のJでは、とてもできなかったことだろう。
同様に官の系統であるN航空のある社員は、「Jの分社化には、″あがいたり、もがいたり″という印象を全く受けなかった。
いいタイミングで船出をしたと思う」と賛辞を述べた。Jは、業界の雄としてのプライドが高い。
以前は、どちらかといえばハイエンドなイメージだったが、HISというライバルが現れると″そこでも勝とう″と打って出る。どの土俵にも手を出して、常に席巻しようとしている。
しかも、そうした行動を首尾一貫させる遺伝子を持ちあわせている」という。というのも、Jこそ、かつての国策特殊会社から、分社・完全民営化(87年)への道をたどったという経緯がある。
プライドの高さでも、劣るところはない。分社化の点で今回のJの場合と決定的に違ったのは、Jは機能分社をしたことが、結果として社内がこじれる要因になったという点だ。
さらには、組合の反発も、Jには見られなかった。Jは、労使のこじれや内紛には、ずいぶん頭を痛めていた。
「Jは地域分社にも果敢に挑んだ。これまで東京で一極集中してコントロールしてきたものを、地域別にばらした。
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